
2020年の8月から9月頃にかけて、1BTC購入した。
おそるおそると0.1BTCずつ購入していき、トータルで120万円ほどを投下。
この頃は一刻も早くFIを達成したいと、そんなしょうもないことばかり考えていた時期だった。
そんな時にビットコインを知った。
発行上限が決まっていて1BTCを保有できるのは最多でも2100万人に限られるという希少性。
ブロックチェーンで分散管理されることによる透明性。
インフレを防ぐ半減期という考え方。
ただ「数字」が転がっているだけという無感情・無欲な性質(他の仮想通貨はどれも人間の「欲望」を感じてしまうのに対して)。
そんなところに惹かれ、宝くじ枠として上限1BTCと決めて購入した。
その後、急騰と急落を経て、現在は$3万ほど。
来年は半減期が控えているので、また急騰するだろう。
ビットコインを1BTC保有することは、美術品や骨董品を保有するのと同じような満足感がある。
しかし、このBTCが輝くのは、リタイアして給与収入が途絶えてからだと考えている。
売却すると「雑所得」となるため、収入があるうちは売却益にかかる税率が非常に高くなってしまう。
また翌年の住民税が高くなるデメリットも大きい。
しかしリタイアして収入が無くなれば、税率を20%から場合によっては10%ほどに抑えられる。
したがって、60歳でリタイアしてから例えば毎年0.1BTCづつ売却していくことで、年金が支給されるようになるまで税金を最小化しつつ食い繋ぐような使い方ができる。
これにETFからの分配金を加えれば、生活水準をそれほど落とすことなくリタイアできる可能性が高まる。
問題は、ビットコインの価値が激しく上下するので売却のタイミングが難しいこと。
リタイアする頃に価値がどれくらいになっているかを予想しにくいこと。
リタイア後にも一定の価値を保っている保証がないこと。
ハッキングにより盗難されてしまうリスクがあること。
将来的には最悪、無価値になってしまっているリスクもあること。
などだろうか。
こう考えると、全く保護されてなく、リスクだらけなのだが、まあ所詮は「宝くじ枠」だから、期待が外れたら外れたで、スッパリ諦めて忘れるほかないだろう。
リタイアまであと9年ほど、上のレインボーチャートに夢を託して宝くじを保有し続けていくとしよう。
それにしても、サトシ・ナカモトとは誰なのだろうか?
もし日本からこんなイノベーションが起きたのだとしたら、画期的な出来事ことだと思う。